退院が決まった

2009年5月6日 日常
ゴールデンウイークも終わり、帰省していた二男一家も昨日
帰っていった。

今日、主治医が先日の血液検査の結果を持ってきた。
一時、高かった肝臓の数値も下がり、CRPも正常値に戻って
きたので、病院でする治療は無くなった。
「どうしますか」と言われて「週末には退院します」と答えた。

また、すぐに入院する事になるかも知れないが、とりあえず家に
帰ろうと思う。

大変だとは思わないが、気持ちは重い。

病院の同室に、しょっちゅうナースコールを押して、看護師を
呼び、グチグチいう人がいる。
私などは、いい加減イライラしてくるが、看護師はうまく対応
しているので、感心する。

あの人は今までずっとあんなふうにグチグチ言いながら生きて
きたのだろうか?

家族もほとんど来ない。

主治医が夫と同じなので、今日部屋に診察に来たときにそれとなく
聞いていると、検査の結果が良くないので、今月いっぱいは退院
できないと言われていた。

その後もブチブチと「はや退院せな、病気になっちまう」とか
「ベッドが硬くて痛い」とか「先生呼んで」とか「お腹が痛い」
とか言ってそのたびにナースコールを押している。
ひとり「看護師も忙しいから○○さん一人にばっかこれんのよ」
と言う看護師がいて、ひそかに拍手を送った。

その人が寂しくて、かまってもらいたくて言っているのは分かるけど。

あの人のグチグチから開放されるのはうれしい。

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