老老介護

2008年12月23日 日常
八月に入院した時、同室だったYさんから電話があった。

一週間程前に、私が電話をかけた。
退院してからどうしているのか気になったからだ。

Yさんのご主人は肺の病気で酸素が必要な生活だ。
入院している時から、呼吸が苦しそうでそのつど酸素の量を
調節していた。

夫の退院より3日ほど早く他の病院に転院していった。

そのときYさんは「なんも良くなっておりゃせんのに、退院なんて
死ねと言うことたい」と憤慨していた。

転院してからまた再入院して、11月からは自宅で介護しているという。

私も年だけれど、Yさんはもう少し年上で、私より小柄だ。
ご主人もやせて細かったけれど、それでも一人で介護するのは
ほんとに大変だと思う。

酸素の関係か、訪問入浴も受けられないという。

「な~んも食べんと、お酒ば飲みよるの」とYさん。
「も~ほんなごつ、だめばい」

体に悪いと思っても本人が欲しいといえば仕方なく飲ませている
のだろう。

もうあまり先は長くないと医者から言われているらしい。

夫も年内持つかどうかと言われたが、年は越せそうだ。
食欲も少しだが出てきた。

介護はとても大変だ。
夫もYさんのご主人も口が減らない人だから、Yさんの苦労は
よくわかる。

私も一人で頑張っているが、Yさんも一人で頑張っている。
どうか体に気をつけてと電話を切った。


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