八重子のハミング

2008年2月5日
を読み終えた。
壮絶ともいえる介護の内容だった。

アルツハイマーとのことは知っていても、どんな症状なのかは
よく知らなかった。
私の母もアルツハイマーと診断されていたが、高齢になってからの
発症だったので、私の事が判ったり判らなかったりするするのと、
新しい記憶が脳に入らなかった位だった。
トイレも、粗相はするが自分で行けたし、食事も綺麗には食べることが出来なかったが、自分で食べていた。

介護とは優しさだと言っている。

私も夫を介護する身だ。
最近の夫は家の中を歩くのにも、私の手を必要とする。

左手が不自由なので、トイレでズボンを下げるのは何とか出来るが、
上げる事が上手く出来ない。
お尻を半分出して出てくる夫を見るのは辛い。

この先、どうなるのか不安でならない。
優しく介護できるだろうか?

子供に返っていく八重子さんを、大きな愛情で包んで支え合っている。
陽さんの家族は素晴らしいと思う。

子の本を読んでから、何時も心の中で呪文のように「優しく、優しく」
と唱えている私がいる。

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