映画

2008年1月17日
昨日、「もがりの森」を観た。
カンヌ映画祭で賞をとった映画なので興味があった。
感想は?ふ〜んそうか。
よく判らなかったのが、感想。

今日は「蕨野行」を観た。
初めは「蕨野行?」判らんけど観ようか。
観ているうちにどんどん引き込まれていった。

60過ぎた年よりは蕨野というところに行かなければならない。
昔の貧しい田舎での話だ。
蕨野で年寄り達が生活を共にし、毎日村に通い仕事を手伝いその日の
糧を得て蕨野にかえる。

雨が降ったりすれば村に行けない。
蕨野で作物を作る事は許されない。
生き物を取って食べることも出来ない。

一人、二人と仲間が死んでいく。
それでもみんな精一杯生きようと頑張る。
秋が過ぎ、雪に閉ざされて食べ物がなくなり、静かに人生を終える。

蕨野に行くと言うことは、死にに行くと言うことだ。

悲しい話だが、見終わって何故か悲しいという感情は残らなかった。
蕨野に行き、人生の最後を必死で生き、地に帰る。

自分の最後を受け止めそれでも頑張って生きる事が今の私にできるだろうか?

映像の素晴らしさも心に残る。
四季の美しさ。

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